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学生が幸山政史に聞いてみました!『横軸連携』

2010年9月17日

インターンシップの学生による一問一答の第7回です。九州の横軸連携について、質問しています。


今回の一問一答は、インターン生の田丸啓志が担当します。よろしくお願いします。
市長の2期目も残りわずかとなりましたが、2期目の公約の中には、「九州横軸観光ルートの開発」とういうのがあります。その項目について、市長自身の評価は"一部達成"でありました。南北に延びる九州新幹線の全線開業を控えた中で、横軸の観光ルートの開発とはどういうもので、どういう意味を成すのか、伺いました。

―"一部達成"とは、どういうことですか。

幸山 横軸の観光ルートの開発として、具体的なものを挙げると、熊本市も携わっているものとして、熊本・長崎・大分の3県が共同で、「九州横断長崎・熊本・大分広域連携観光振興協議会」というものを立ち上げています。その中で、3県が連携して観光商品を開発しており、最近では坂本龍馬と勝海舟の足跡をたどるツアー、「坂本龍馬と勝海舟が通った九州横断の旅」を行いました。そのことをもって一部達成と言えると思います。

しかし、あくまでも最終的な目標は、開発した観光商品が例えば非常にヒットするなどして、横軸で何らかの動きがみられることなのであり、今回そこまでに至っていないため、"達成"ではなく"一部達成"とさせていただきました。

―今後、横軸の観光ルートの開発としてどのようなものを考えておられますか。

幸山 先日、長崎市長に熊本に来ていただき、熊本城など熊本の観光名所を回る「くまもとさるく」を体験していただきました。長崎にも「長崎さるく」が観光政策としてありますが、今後、さるく同士で連携し、何か具体化した観光商品を開発したいです。

また、島原市には、熊本港に観光案内所を設置していただいております。九州新幹線が開業すれば、まずは熊本駅に降りていただいて、その効果を、熊本港から海を越えた島原の方にも波及させていきたいと考えております。

ユニークなのは「九州巨木物語」。佐賀県武雄市、鹿児島県姶良市、熊本市藤崎台にある大楠を巡ってもらおう、という観光政策での連携なのですが、今後大きく展開してほしいですね。

いずれにせよ、発想としては、「今あるものを見直し、そしてそれらをつなぎ、つないだことにより相乗効果なり化学反応を起こしたい」という考えです。そのような思いをもつ首長さんは多く、私もその一人です。

―なぜ東西の連携が重要であると思われますか。

幸山 来年春の九州新幹線全線開業の効果を九州全域に及ぼしたい、すなわち、沿線都市だけがその潤いを感じるのではなく、九州全域でその潤いを感じたいのです。南北に延びる新幹線の効果をいかに九州全域にもたらすか、それは、沿線都市の責任であると思うし、九州の真ん中で、政令市になる熊本市の責任であるとも思います。さらには他の自治体が、熊本市と連携したことで「プラスになった」と実感してもらえれば、それが熊本市の評価・浮揚そして信頼にもつながります。熊本市は九州の拠点を目指していますので、その意味でも、より多くの自治体と連携するというのは非常に重要なことです。

九州内では、南北格差ということが、よく言われます。福岡や北九州を中心に発展が進み、それら以南の発展が進んでいないというものです。真ん中にある熊本が、九州の各都市と連携し、お互いのメリットを引き出すことで、それを解消したいと考えています。

感想

印象深く感じたのが、「今あるものを見直し、そしてそれらをつなぎ、つないだことにより相乗効果なり化学反応を起こしたい」という市長の言葉。 熊本城や豊富な自然・地下水などをもつ熊本をはじめ、九州各都市がそれぞれ、魅力的なポテンシャルを持っているように感じます。それぞれのポテンシャルを十分活かし、それらを合わせて九州が一体となれば、日本全国、アジアに向けた、より強いアピールが可能になるはずです。

私が市長に一問一答をすることなどもちろん初めてで、正直なところ緊張してしまいました。市長の答える範囲を予想しながら、事前に質問内容を考え、一問一答をするその場で流れを感じるものにしたいと思っておりましたが、なかなか上手くいかず、臨機応変に対応する難しさを感じました。(田丸)

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