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一問一答 暮らしやすさの理由-1 

2010年1月29日

2010年1回目の幸山政史との一問一答です。先日、発表された「政令市ビジョン」骨子案に関連して、熊本市の“暮らしやすさ”について聞いています。数回に分けて掲載していきます。


-1月21日に政令市ビジョンの骨子案として、「九州ど真ん中!日本一暮らしやすい政令市くまもと~水と緑と歴史が息づき未来へ挑戦する交流拠点都市」が発表されましたが、熊本市が“暮らしやすい”を掲げる大きな要因は。

市民へのアンケートの結果でもアピールすべき特徴として1位でしたが、まずは地下水の存在です。熊本市の上水道は地下水で全て賄っており、3月に合併しますが、今後も熊本市民73万人全ての生活の基礎となる水を支えてくれます。清れつで、尚且つ水不足が起こらないという安心感は、暮らしやすさを感じることに繋がるのではないでしょうか。

また、水道水としてだけではなく、水から生み出される色々なものがあります。その一つが、多種多彩な農産物です。あるいは、厳密に地下水ではないのですが、ノリや日本一のハマグリといった有明海の恵です。これは暮らしの中の「食」の部分にも、繋がります。水をキーワードとした広がりが、“暮らし”に密接に関わっていると感じています。

-熊本市の地下水が優れているという、数値的な裏付けはあるのでしょうか。

量では、人口50万人を超える都市で、水道水が地下水100%というのは、熊本市だけです。
質は、何をもってよしとするか基準が難しいのですが、「平成の名水100選」に熊本市から2カ所が選定されています。対外的にアピールしていく上で、そのような部分は、もう少し工夫をしていかなければなりませんね。

-少し話がそれますが、対外的にアピールして行く上で、“暮らしやすさ”以外に、どのような打ち出し方をしていかれるのでしょうか。

この地下水は、阿蘇の火砕流や火山灰が長年をかけて降り積もり地下水に非常に良い地層が形成されたという、熊本の地形的な特性が生み出した産物です。
また、これだけの量が地下に溜まった要因として、清正公の存在があります。清正公が〝鼻ぐり井出〟などの土木事業に取り組むことによって、大地に水田が切り開かれました。そのことが、水田による涵養を促進し地下水を充実させました。
悠久の歴史と人の力が合わさって、現在の私たちは恩恵を受けています。そのことを再認識しなければいけません。

地下水一つで、阿蘇の自然や熊本の歴史といったものを感じることができます。また伝えていくことも可能です。それがシティーブランドに必要とされる、物語性になるのではないでしょうか。

地下水から、色々なイメージの展開が考えられます。地下水の良さに満足するだけでなく、“暮らしやすさ”や“豊かな暮らし”をはじめ、市をアピールしていくためのツールとして、活用していきたいと思います。〈つづく〉


一問一答第4回→「幸山政史が続けてきたこと」前編後編
一問一答第5回→「対談イベントに向けて」
番外編 第1回第2回第3回

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