メールマガジン「幸山せいしマガジン」

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「民主主義とは何か」

2015年08月18日

皆さんこんにちは。猛暑の夏でしたがお元気にお過ごしでしょうか?あっという間にもう季節の移り変わりを感じるようになってきました。


『幸山せいしマガジン vol.123』をお届け致します。

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 [1]コウヤマノート(幸山政史がメルマガ用に特別に書き下ろしています)
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連日のトップニュースでは、全国各地の猛暑の様子が取り上げられ、熱中症に注意するように呼び掛けています。皆さまにおかれましては、小まめな水分補給などに気をつけながら、それぞれの夏をご健勝でお過ごしのことと存じます。

先日、節目の終戦の日を迎えました。昨年までの12年間、毎年県の戦没者追悼式に参列し、県市長会の会長であった頃は代表して慰霊の言葉を述べていました。壇上いっぱいに飾られた白い菊の中央には慰霊碑が設けられ、その前で用意された原稿を読み上げることになりますが、大半を占めることになった戦争を知らない世代の一人である私も、戦争の悲惨さを想像しつつ、厳粛な気持ちで、一言一言を噛み締めながら戦没者の御霊に捧げていました。それが無くなった今年は、物足りなさや一抹の寂しさも禁じ得ませんが、変わることなく厳粛な気持ちでその日を迎えました。
本来であれば、心静かに迎えるのでしょうが、今年はその前日に、戦後70年談話に侵略やお詫び等の言葉が盛り込まれるかどうかが注目され、国会では安全保障法案関連の審議が続き、国会周辺だけでなく全国的に平和を叫ぶデモが広がりつつあります。その活動の中でも、今回は特に若い人たちの動きが目立つようです。その若い人へのインタビューからは「私たちが戦争体験者の声を直接聞ける最後の世代」との表現がよく聴こえてきます。
若者の政治離れや無関心に対する懸念が取り上げられるようになってから、かなりの年月が流れましたが、新たな動きが始まっているようです。期待したいと思いますし、戦争体験者と若者とのほぼ中間に位置する私たちの世代の果たすべき役割は何なのか、改めて確認しなければならないようです。

「最近よく聞かれるようになった」といえば、"民主主義"という言葉もその一つです。「ぼくらの民主主義なんだぜ」という新書を買ってみたりしましたが、政治の世界に20年余りも身を置いてきた私にとって、その言葉自体はあまりにも当たり前過ぎて、学生時代に教科書で学んだ後は、じっくりと考えてみることなどなかったような気がします。
そんな私が改めて気にするようになったのは、大阪都構想の賛否を問う住民投票の結果が出た直後、大阪市長の「日本の"民主主義"を相当レベルアップさせたと思う」「"民主主義"という政治体制は本当に素晴らしい」との発言がきっかけでした。大阪府知事から大阪市長に至るまで、彼の政治手法は、およそ民主主義とは対極に位置しているかのように見えていました。その彼が、あの短時間の記者会見で、何度も"民主主義"という言葉を使ったのです。強がりのようにも聞こえましたが、何気なく使ってきたこの言葉の意味を、「あなたも真剣に考えなさい」と、誰かに指摘されたような気がしました。

先ほど紹介した新書には、「民主主義とは何か」との問いに対する、福島第一原発5、6号機を抱える双葉町の井戸川町長の答え、「代務者、代議員にすべてを任せるのとは違うものと考えます。…任せられる者と任せる者との信頼関係の下に隠蔽や偽りがない代務を行うことを原則として、任せられた者は任せた者の意向を勝手にできない約束ができていることが大切です。…信頼に大きな権限を与え、代務者に資格基準を求め、品性、品格、正義がなければならない」が紹介されています。この言葉は、住民投票で白黒つけるといった単純なものではなく、また「気に入らなければ選挙で落とせばよい」といった、一見威勢のいい選挙至上主義的なものとも異なります。
またその本には「民主主義とは、たくさんの異なった意見や感覚や習慣を持った人たちが、一つの場所で一緒にやっていくためのシステムのこと」「ぼくたちは、ぼくたちの民主主義を自分で作らなきゃならない」「他人と一緒にやっていくこと…それは、ぜんぜん特殊なことじゃないし、政治家たちの占有物でもない」とも著されています。

私は市長を退いた後も、いわゆる政治活動を続けており、その間には各地で色んな人たちとの出会いがありましたが、多様なフィールドで確かな民主主義を実践されている方はたくさんいらっしゃいます。ややもすると政治家は、自分だけが民主主義を実践していると陶酔し、他者の無関心を嘆きがちですが、決してそんなことは無いことを確認しています。
「民主主義とは」も含め、あれやこれやと思いを巡らすことも多いのですが、政治家としての原点を確認しつつ、理想の政治を探求する、終わりのない旅の途中のような、現在はそんな感覚でいます。
猛暑が続くこの夏も、おそらく終盤に入っているものと思われます。皆さん、くれぐれもご自愛ください。

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   [2]コウヤマdata    「マスコミの取材」
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最近は新聞やテレビ、雑誌などの取材が特に増えてきています。取材内容は「講演や視察の様子」や、「番組や雑誌の企画」そして「幸山さんの現在」、「幸山さんの今後」などについてが多いです。なかには「うわさ」や「情報」を確認するためにマスコミの方が事務所に来られることもあります。

いずれも取材をお断りすることはありません。幸山さん自身「取材拒否したことは一度もない」(コウヤマノート2013/7/7参照)と発言しています。

事務所で仕事をされている時は口数が少ないのですが、取材となると違います。
2013/3/19コウヤマノートでは「取材」に対して、「時間が足りない」、「言いたいことが山ほどある」と書き残しています。
今でも予定していた取材時間を過ぎることはよくあります。奥様から「話し続けるところを見てみたい」と言われたことがあるそうですが、そのお気持ちは良くわかります。(コウヤマノート2011/11/29参照)

取材中によく聞くフレーズは「繰り返しになりますが」や「前にも話したと思いますが」です。
「ぶれない」あるいは 「言葉には責任を持つ」という姿勢がまさに表れている時です。私も立ち会っていて
「本当に徹底しているな」といつも感じています。幸山さんは本当に「言っていることが変わらない」政治家であり、そしてそれは政治家として大切なことだと思います。

取材後は「言わなくていいことを言ったかな?」などと気にしている時もたまにありますが、それだけ話し手も聞き手も、突っ込んだ取材だったと言えるのではないかと思います。
また後日、取材の記事や番組を見て納得がいかない様子の時もあります。おそらく「そんな単純な話ではなかったよなぁ」とつぶやいた(コウヤマノート2006/12/22参照)あの時に近い気持ちになっているのではないでしょうか。

今後も取材はますます増えそうです。「ぶれることなく話し続ける」姿は幸山さんの真骨頂かもしれませんね。

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編集後記 今回は未完成のメルマガを配信し、申し訳ございませんでした。読者の皆様には大変ご迷惑をお掛けいたしました。今後とも幸山政史のメールマガジンをどうぞよろしくお願い致します。(大橋)
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