メールマガジン「幸山せいしマガジン」

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市長選挙では熊本市全体の将来ビジョンを示して欲しい

2014年09月02日

みなさんこんにちは。雨や曇りが多かった夏でした。日照時間も少なかったので、例年ならうんざりする九月の残暑に、太陽を期待してしまいます。

 『幸山せいしマガジン vol.112』をお届け致します。

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 [1]コウヤマノート(幸山政史がメルマガ用に特別に書き下ろしています)
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この原稿は上海から福岡に向かう飛行機の中で書いています。
先月の28日から3日間、上海経由で桂林市を訪れました。同市とは1979年10月に友好交流都市として協定を締結し、以来、観光・環境・農業・医療・教育・文化・スポーツ等、幅広い分野での交流を続けてきています。今回は交流締結35周年の節目を記念しての式典への参加とともに、同時期に開催される国際旅遊博覧会への出展が目的でした。

私自身が同市を訪れるのは、25周年・30周年に続いて、今回で3回目となります。その間、両国の仕組みは異なりますのでもちろん比較は出来ませんが、今回初めてお会いした唐市長は4人目の市長であり、改めて歳月の流れを実感しました。また、訪れるごとに変化し、国際観光都市として発展を続けていることが、市内に入るとすぐに分かります。風光明媚な漓江下りや象鼻山に加えて、2つの川と4つの湖を人工的に繋いだルートをまわる両江四湖のナイトクルーズや湖を舞台にした水上ショー等は、新たな魅力として多くの観光客を惹き付けているようです。年間の観光客は4000万人とも言っておられました。皆さんも一度いかがでしょう。

今回、私が特に注目したのは、空港から都心部に真っ直ぐつながる幹線道路と、その道路に面したエリアで建設が進む新しい広大な街区。市の中心部を新街区に移す計画であり、市庁舎はもとより、大型のホールや博物館、図書館等を含む文化ゾーン、5つ星のホテル、学校、医療機関等も建設され、将来的には30万人が居住するとのこと。既に道路や一部マンション等は完成し、徐々に移住が始まっていました。同市は中心部の人口が約80万人、周辺部の県等も含めると500万人を超える、中国では比較的規模の大きな都市の一つで今後の発展も見込めるとはいえ、一人っ子政策を少し緩和しただけでは大幅な人口の伸びが期待できない環境で、これだけのビッグプロジェクトが成功するのか、現在の日本では少し考え難い、かなり大がかりな都心部の移転計画です。
しかしながら、昨年友好関係を結んだ蘇州国家高新区や同市の新街区のようなプロジェクトが、中国国内では100を超えており、決して珍しくはありません。広大な土地を持つ同国ならではなのかもしれませんが…

話は変わりますが、先月は東日本大震災に見舞われた宮城県東松島市を訪れ、派遣職員の激励とともに集団移転等の復興状況を確認してきました。被災地の復興では模範的な都市とも称される同市では、集団移転が急ピッチで進みつつありました。JR仙石線の復旧も間近です。
その記憶がまだ新しかっただけに、桂林市では東松島市と比較をしてしまいました。もちろん手法は異なります。私は、中国のビッグプロジェクトを目の当たりにし「羨ましさを感じる」よりも、「街を新たに造ることで失われてしまうこと」に思いを巡らせました。失われるもの、それは"コミュニティ"そのものではないでしょうか。東松島市ではスピード感を大事にしながらも、地域のコミュニティに重きを置き、一人ひとりの意向を尊重しながら丁寧な移転を進めておられました。一方の桂林市では、担当者から「開発対象エリアの住民は新たなマンションに無償で入れる」との説明は受けましたが、そこにコミュニティを維持する発想は薄いように感じられました。おそらく空洞化が見込まれる現在の都心部のコミュニティの維持も、今後の課題となってくることでしょう。また高齢化についても、日本を上回るようなスピードで進むことが見込まれています。疑問はいくつも湧いてきます。

このことを敢えて紹介したのは、もちろん友好都市である桂林市を批判しようとするものではなく、熊本市の今後を考えるうえで、改めて重要な視点であると考えたからです。市長選挙が近付くなかで、桜町・花畑地区の再開発や駅周辺整備等の中心市街地に注目が集まる今、少子高齢化や人口減少等も見据え、個別の事業だけではなく、熊本市全体の将来ビジョンが示される必要があります。まだ緒についたばかりのものも少なくありませんが、これまで進めてきた熊本再デザイン宣言は、そのことを十分に意識して練り上げたものでした。
次期市長選挙では、もちろん本格的な政策論争を期待しつつも、私自身は残された3ヶ月間、最後まで力を緩めることなく頑張るのみです。


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  [2]コウヤマdata
              「コウヤマノートの更新について 」

 前回のメルマガで市長が「市長の12年間をまとめておく必要があるのではないか」
「本を出版してみよう。いつになるかわからないが・・・」 とコメントされました。その後はというと、お忙しい中に時間を見つけてはせっせとタブレットに過去の事実を、当時の想いを打ち込んでいらっしゃいます。集中力のすごさに改めて驚いています。本の完成は思ったより早いのかもしれません。

さて、執筆に欠かせないのが書き溜めてあるコウヤマノートです。毎日とはいきませんが、日記のように書きつづられてあります。コウヤマノートの年間の更新回数を確認してみました。

  
  2003年 133回 市長1期目
  2004年 115回
  2005年 127回
  2006年 100回
  2007年 127回 市長2期目
  2008年 210回
  2009年 231回
  2010年 221回
  2011年 242回 市長3期目
  2012年 278回
  2013年 206回
  

市長2期目からは更新回数が明らかに増えています。この頃は合併関係の記事も多いです。
2013年が少なくなったのは、おそらくマラソンの影響があると思います。時間をやり繰りして練習していましたので。

昔にさかのぼり読んで感じることは、今も昔も発言が変わらないということです。「言葉に重みがある政治家」の証しですね。
             

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編集後記 秋の藤崎八幡宮例大祭が近づいて来ました。今年も市長は随兵頭として参加致します。9月21日日曜日です。お時間がある方はぜひ見に来て下さい。
 (大橋)
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