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vol.12『大学や大型施設が担う地域力』

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◆ Vol.12 2018.11.16
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『大学や大型施設が担う地域力』
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先日、母校である九州大学の熊本同窓会が主
催する市民公開講座と、総会・懇親会に出席
しました。総会で来賓祝辞を述べられた荒殿
誠副学長は、完成したばかりの“伊都キャン
パス”の紹介のほか、新たな百年に向けての
基本理念、すべての分野において世界のトッ
プ百大学に躍進するというスローガン“躍進
百大”を高らかに宣言されました。

福岡市は現在、国内だけでなくアジアの中で
も注目される都市の一つとなり、大学の勢い
と重なって映ります。九州大学が移転を決定
したのが1991年(平成3年)10月。大学移転
というビッグプロジェクトはまさに“百年の
計”であり、以後、完成まで27年もの歳月を
要することとなります。

大学の移転話といえば、以前は熊本にもそん
な構想があったはず!?と、熊本大学や県庁
のホームページ等からようやく情報を探し出
したのが「熊本大学では1985年(昭和60年)
に当時の県知事より校地移転を検討する旨の
申し出があり、学内で議論した結果、最終的
には1993年(平成5年)に現地での再開発を
行うことに決定しました」という、熊本大学
公式ホームページに記載があった一文。どう
やら私の記憶違いではなかったようです。

1985年(昭和60年)といえば1983年(昭和58
年)細川護煕知事の就任直後。九州大学の移
転決定が1991年ですから、検討を始めた時期
は熊本大学と同時期であったのかもしれませ
ん。そうなると、どうしても比較したくなり
ます。

この間の福岡市・都市圏の成長は著しいもの
があり、九州大学移転がその波に乗ったとも
いえますし、逆に移転が都市の活力を引き出
したのかもしれません。まだ結論を出せる段
階ではないのでしょうが、現在のところは相
乗効果が発揮されているように感じます。

同様に郊外へと大学が移転した他の地域では、
学生が集まりにくくなったとか、都市が分散
して活力の低下につながったという話を聞く
こともあります。不便な立地条件に都市の収
縮が重なれば、大学の郊外移転は学生が集ま
らなくなり、大学自体のレベルの低下という
最悪の結果を招きかねません。

【熊本県内の大学における新学部創設、
サテライト設置が地域の活力に】

もし、熊本大学が移転を進めていたとしたら
結果はどうだったのでしょう。仮に移転先が、
熊本都市圏の北にあり、国や県の農業試験場
や研究所等といった公共空間が広がるエリア
の熊本電鉄御代志駅近くであったとするなら
ば、広大なスペースの確保が比較的容易で、
以前からの課題である農学部の新設や、鉄軌
道の延伸・結節が実現していたかもしれませ
ん。

ビッグプロジェクトを成功させるためには、
大学はもちろん、周辺の環境整備を含めた自
治体の明確なビジョンが必要であり、さまざ
まな関係者の協力が不可欠です。福岡の例で
いうと、福岡県や福岡市、糸島市、さらには
全体の完成に先駆けて新駅を設置したJR九州
をはじめとする経済界等が、それぞれの役割
を果たしてきました。

20数年前に熊本大学の移転は見送られました
が、震災からの復興を成し遂げなければなら
ない現在、県内各大学の連携を深め、地域の
活力を最大限に引き出していかなければなり
ません。そのためにも熊本県内の大学に、今
後の主要産業として期待される観光業の人材
育成を担う学部学科を新設したり、県内各地
にサテライトを設置することなどは有効な対
策ではないでしょうか。

【交通インフラを最大限に生かし
相乗効果を生む立地を十分に吟味】

郊外に建設された大型施設の現状を見ても、
どうしても“たら”“れば”を言いたくなり
ます。

サッカーやラグビーの試合が開催される熊本
県民総合運動公園陸上競技場やアクアドーム
くまもと、グランメッセ熊本にしても、公共
交通機関での移動は不便であり、少し大きな
イベントが行われると、周辺はすぐに大渋滞
を引き起こしてしまいます。

人口減少社会に突入している熊本では、今後
相次ぐ施設の建設ラッシュは見込めないのか
もしれませんが、それでも老朽化に伴うもの、
耐震上新設を余儀なくされる可能性は十分あ
ります。

例えば以前からの課題である藤崎台県営野球
場が仮に移転するとすれば、広島市民球場や
鳥栖スタジアムのように、移転先は駅から徒
歩圏内が最も望ましいと思いますし、そうで
なくても既存の交通インフラを最大限に活か
し、相乗効果を生み出す立地を十分に吟味し
た上で進めたいものです。

同窓会に参加しつつ、そんなことばかり考え
てしまいました。そして学生と駆け出しの社
会人時代に過ごした福岡は、常に気になる存
在でもあります。




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