コウヤマノート

“ふるさと創生”も悪くない

2017年7月17日

“ふるさと創生”も悪くない
“地方創生”という言葉も最近ではあまり聞かれなくなったが、国による地方活性化策は、“ふるさと創生”や“地方分権”、“地方主権”等、効果のほどがはっきりしないうちに、時の政権のもとで名前を変えながら進められてきた。

“ふるさと創生”はバブル経済の平成元年頃、竹下登総理により進められたもので、人口規模の大小に関係なく、各市区町村に使途を限定しない1億円ものお金が地方交付税という形で交付された。正式には“自ら考え自ら行う地域づくり事業”とのこと。

当時の市区町村は喜んだと思うが、結果として村営キャバレーや金のこけし、日本一のすべり台やこま犬等々にも使われ、究極のばらまき行政として、後に効果を疑問視する声とともに厳しい批判を受けることにもなった。

熊本市ではその1億円を使い、“熊本市人づくり基金”を造り、熊本市を拠点として活動する研究者やアーティスト等の国内外での研修を支援する事業を始めた。

今夜はその基金も活用して研鑽を重ねてきたフラメンコの林田紗綾さん、箏の藤川いずみさん、ピアノの志蛾慶香さんの3人のアーティストたちにより、“熊本市人づくり基金20周年”を記念して結成されたユニット『TRINITY』の、スペイン・グラナダでの初めての海外公演を前にしてのパーティーに出席。

熊本を拠点として国内外で活躍する『TRINITY』の感動的なステージを眺めながら、目先のことにとらわれなければ“ふるさと創生事業”も悪くない、使い方次第、手前味噌ながらそう実感した。
幸山政史の一問一答幸山政史の会

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