コウヤマノート

区割りの行方

2017年4月11日

今朝の地元紙の一面には衆院小選挙区の区割りについて、天草や宇土・宇城地区、上益城、熊本市の一部等からなる熊本4区が、八代や人吉・球磨、水俣等からなる5区と、一部統合されることが報じられていた。

この見直しは、最高裁で違憲状態と判断された『1票の格差』を是正するもので、熊本県は現在の5区から4区へと1減となる。

“区割り”と聞くと、熊本市が政令市に移行する際、行政区を決めるための行政区画等審議会等での激しい議論を思い出す。3区案から6区案まで複数の提案がなされ、どこに線を引くか、区役所の位置をどこに置くか等、審議会だけでなく、市議会や市民からも様々な意見が出され、激しいやりとりが最後まで続いたことを今でも明確に記憶している。

それと比較すると、最高裁の判決があるからか、比較的粛々と進んでいるようにも感じられる。

先日、分割される予定の4区の天草を訪れた際、その“区割り”が話題になることもあり、諦めに近いような声がいくつも聞かれた。

あらためて「どんな議論がなされているのだろう?」と疑問を感じ、区割り改定案を検討する衆院選挙区画定審議会の議事録を覗いてみたが、公表されているのは本当に簡単な要旨だけで、議論の中身はほとんど分からない。対象となる都道府県の知事に対する意見聴取も文書でなされているようだが、それがどの程度反映されるのかさえ、現時点では知ることも出来ない。

区割りは利害が絡む話でもあり、審議過程の公表に慎重になるのも分からないではないが、国民の政治に対する関心の度合いは、地域の活力に比例しているとも感じる。
もっと積極的な情報開示が必要だと思う。

近く審議会から勧告されるとのことだが、今後の成り行きを注意深く見ておきたい。
幸山政史の一問一答幸山政史の会

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