コウヤマノート

今あらためて「何故、政令市を目指したのか」

2017年3月18日

熊本市中央区にある、WebデザイナーやWeb制作の人材を養成する『デジタルハリウッドスタジオ熊本』を訪ねた。自宅や外出先での受講も可能だそうで、スキルアップを目指す社会人やWeb関連の技術を身に付け転職を考えている人等に対して、3年ほど前から学びの空間を提供されている。

ここの代表を勤める吉山壽一氏と最初に出会ったきっかけは、熊本市長就任直後の合併問題が起きた時。商工会議所青年部として、熊本市の合併・政令市を力強くバックアップしてくれた。特に、旧合併特例法期限内のラストチャンスとして臨んだ益城町との合併について、勉強会や公開討論会等を企画・実行し、民間サイドからの機運の醸成という重要な役割を担ってくれた。
だからこそ、久しぶりにも関わらず、当時の失敗談や、いくつもの困難を乗り越えて合併・政令市を実現したこと、その後の政令市効果、人材育成の重要性、若者をいかに引き留めるか、地震後の熊本等々、話題が途切れることなく展開していった。

何故、それだけ応援してくれたのか。当時の状況は、さいたま市や静岡市等、熊本市よりも人口規模の小さな自治体が、合併を果たし、次々に政令市移行を決めていく。九州内では久留米市が熊本市と同等の中核市に移行し、高速道路が交差する鳥栖市が九州の中心として産業面での拠点性を高めていく。九州新幹線の部分開業により鹿児島市が勢いを増す。
“都市間競争”という言葉が当たり前のように使われる中、もう一つの“ストロー現象”という言葉と相まって、熊本市の未来に対する危機感は高まっていた。

あれから十数年が経過した今も、吉山氏は政令市を目指した時の情熱を失うことなく、熊本の活性化のために、人材育成を基本とした様々な事業を展開しておられる。地震後、人口流出も懸念される熊本にとって、その重要性は更に高まった。
「何故、政令市を目指したのか」今あらためてそこに立ち返ることも必要なのかもしれない。
幸山政史の一問一答幸山政史の会

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