コウヤマノート

棚田再生プロジェクト

2017年3月11日

棚田再生プロジェクト
山都町白糸地区での棚田再生プロジェクトに参加した。
この地を初めて訪れた際、手入れの行き届いた棚田が一面に広がる景観に感動したことを、今でも鮮明に記憶している。その棚田が、昨年の熊本地震であちらこちらに亀裂が入り、その直後に襲った集中豪雨で各所で土砂崩れが発生。甚大な被害を受けた。

条件が厳しい中、それまで苦労して続けてこられた耕作が当面できなくなるばかりではなく、これを機に農業を止めようと考える人たちが続出し、ただでさえ担い手不足で高齢化が進むこの地域の存立の危機を迎えていることを知り、何とか力になりたいと思った。

今回は、私たちを含めて20名ほどが参加し、行政の復旧事業に乗らないような規模の小さめな被災ヶ所を、棚田の土を平らにならしたり、崩れた斜面に土留めの役割を果たす竹の柵を設けたり、崩れた土砂を利用してあぜ道を作ったり、農業用水路の土砂を掻き出したりと、朝から夕方までみっちりと精を出した。

作業の途中に手を休めて、改めて棚田をよく観ててみると、被災ヶ所が散見されるだけでなく、耕作放棄地となり数年が経過したと思われる棚田も目についた。今回のプロジェクトに参加して、改めて美しい景観は地元の皆さんのご苦労によって維持されていること、今回の震災に関わらず維持することすら難しい状況になっていることを実感した。

今日が第一歩で、今後もこのプロジェクトは続くとのこと。またいつか訪れたいと思う。
幸山政史の一問一答幸山政史の会

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