コウヤマノート

小さな離島で本気のまちづくり

2017年2月20日

小さな離島で本気のまちづくり
長崎県平戸市の離島のひとつ“度島”では、面積3.6㎢に249世帯・770人(平成28年1月1日現在)が生活をされている。その小さな島で3年前から新たなまちづくりが始まった。

先日、平戸市の田平地区で行われた「なぜ、今コミュニティなのか?」では、先進事例としてその度島から、平戸市で真っ先に取り組みを始めた地域のまちづくりについて報告があり、私からは、熊本地震の発生直後や避難所運営、その後の仮設住宅等での生活の観点からコミュニティの重要性を語った。

度島は、少子高齢化や人口減少は当たり前で、しかも生産年齢の大半が“巻き網船”等の漁業に従事し、常時島を離れているといった特異な環境にある。

平成25年度にまちづくり運営協議会を立ち上げて、生活環境部会、健康福祉部会、安心・安全部会、地域づくり部会を設置。まち歩きやワークショップを重ねながらまちづくり計画を策定。美化活動や高齢者の生きがいづくり、コミュニティバスの運行、AEDの設置、イベントの開催等々、多彩な事業を展開されている。
更に3年目からは、産業育成部会を新たに設置し、特産品の開発や中学生を対象にしたまちづくり塾も始められた。

報告を聞きながら、「本当に人口700人ほどの島なのだろうか」と疑いたくなるほど、様々な事業を展開されている。
今回発表をされた方は32歳。「まちづくりの“本気度”が試されている」と強く訴えられた。その原動力は危機感と地元愛であり、その若者の力を周りで支える多くの先輩たちの存在であることが伝わってきた。

フォーラム後、隣の会議室でのお茶を飲みながらの交流会、古民家を改修したカフェに場所を移しての反省会と、いつまでも話が尽きることはなかった。
度島での取り組みは今後田平地区でも始まり、平戸市全体へと波及していくことだろう。今後の平戸市に注目しておきたい。
幸山政史の一問一答幸山政史の会

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