コウヤマノート

明治熊本地震からも学ぶ

2017年1月25日

明治22(1889)年に「明治熊本地震」と呼ばれる大地震が熊本を襲った。
被害は、熊本市と飽田郡外7郡で死者21人、負傷者59人、家屋の全倒93棟、半倒163棟。被害額は当時の熊本市の歳出決算額23,863円に対して推計で30,466円と言われている。
被害の甚大さや二度の強い揺れを含めた余震回数の多さ、熊本城の石垣崩壊の様子など、昨年の地震と類似性を指摘する声は少なくない。

当時の記録は、官公庁の物を含めていくつか残されているが、「熊本明治震災日記」は水島貫之というジャーナリストが、市民感覚を大切にしながらも、報道の核心を抑えた記録として、127年の時の隔たりがあっても、当時の状況をより生々しく伝えてくれる一冊。
この度、その現代語訳が熊本市のシンクタンクである熊本市都市政策研究所より発行された。

「明治熊本地震」の継承が少しでもなされていたら、少しは被害を軽減できただろうか。歴史から学ぶことの重要性は言うまでもないが、現実にはなかなか難しい。
ただ、今回の「熊本地震」を、明治時代に発生した大震災も併せて引き継ぐことは、災害の記憶を後世に確実に継承し、風化を防ぐ意味でも重要ではないかと思う。

入手をご希望の方は、今のところ熊本市役所の地下売店で購入するか市政情報プラザに問い合わせれば郵送も可能とのこと。
皆さんも一度手にされてみてはいかがですか。
幸山政史の一問一答幸山政史の会

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