コウヤマノート

渡鹿を歩くと

2017年1月16日

年が明けてからは、熊本市内を中心に挨拶まわりを続けており、夕刻に中央区の渡鹿という地域に入った。

この地には熊本刑務所があり、熊本地震の際には所長の迅速な判断でその一部を地域の人たちのために避難所として開放されたことが報じられていた。
熊本市長として最後の年に、所長に請われて、一度熊本刑務所を訪問したことがある。その所長は私の存在を“社会”と表現された。「私が刑務所を訪れることは、社会が受刑者を見てくれていることにつながる」と。
地域に開かれた刑務所を目指しておられただけに、その迅速な行動もすぐに理解することができ、何だか嬉しくなった。

またこの地域は白川沿いに位置し、渡鹿は加藤清正公の土木遺産の一つである渡鹿堰としてもその名が知られている。
平成24年の九州北部豪雨災害では、浸水被害はもとより、取水口や樋門等の関連施設も被害が発生し、河川改修とともに現在も復旧工事が進められていた。あの水害からやがて5年が経過しようとしているが、復旧工事は現在も行われている。
それに加えての今回の熊本地震による被害。まだまだいくつもの困難を乗り越えていかなければならない。そして、災害に強いまちづくりは、多面的に考えていく必要があることを実感した。

歩くことで、色んな人との出会いがあり、感じることも多い。その時間が取れる今を大事に過ごしたいと思う。
幸山政史の一問一答幸山政史の会

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